スバル インプレッサ

SUBARU IMPREZA WRX STi

大ヒットとなった初代に続き、2000年8月に登場した2代目で
このSTiは少し遅れて2000年10月に登場。
初代の大ヒットとは裏腹に、独特のデザインからか売れ
行きは今ひとつ。
2001年8月にB型となり、フロントグリル・ライトケーシング
色などが変更されると同時に、価格が大幅に下がる。(泣)
2002年11月のC型からは不人気の原因となったヘッド
ライト形状が一般受けする方向(涙目の異形角型)に変更
された。
(比較写真はこちら)
・・・てことはMy Carは希少車の仲間入り!?
さらに、2005年6月には再びフェイスリフトされました。
(そのF型についてはこちら)
※ 「STi」の表記は当時のもので、現在は「STI」です。

2001年3月20日納車(納車時のオドメーターは9km)
2005年8月 9日、94952kmで乗り換え(1604日目)

購入動機…デザインがこれなので、デビューからずっと
       悩んでいましたが、前車のタイヤの残り溝が
       限界に近づいたので。(笑)
       ボディーカラー(WRブルーマイカ)については、
       とにかく派手な車に乗ってみようと思ったから。
       不景気な社会を明るくしようという、高い志が
       あったかどうかは不明です。特に順光では
       きれいな色です。ゴールドのホイールとも
       良く合っています。(補色ですからね。)
       フェラーリレッドのような赤も良いのですが、
       赤系統の設定は当時ありませんでした。
       (WRX NBにはローズがありましたが、
       ああいうのは好みではありません。)
       乗り換えるなら、ソリッドレッドのGDAに、大型
       リアスポイラーを装着し、ホイールもゴールドに
       塗装してみたいです。(
結局、そうなりました。
       スバルの方! V-Limitedにソリッドレッドも
       追加して下さ〜い!
       …などと書いたからでしょうか(笑)、F型からは
       WRXも大型リアスポイラーにゴールドホイールと
       なりました。
 

諸元

車名・型式:スバル・GH-GDB

【ボディ】
全長×全幅×全高:4405mm×1730mm×1435mm
ホイールベース:2525mm
トレッド(前・後):1490mm・1480mm
最低地上高:150mm
最小回転半径:5.4m
車両重量:1430kg
乗車定員:5名

【エンジン】
形式・種類:EJ20・水冷水平対向4気筒DOHCターボ
総排気量:1994cc
最高出力:280ps/6400rpm
最大トルク:38.0kg-m/4000rpm
10・15モード燃費:10.4km/L
60km/h定地燃費:未公表

【シャシー】
駆動方式:4WD
変速機形式・変速段数:MT・6段
サスペンション(前):ストラット式独立懸架
サスペンション(後):ストラット式独立懸架
ブレーキ(前):ベンチレーティッドディスク
ブレーキ(後):ベンチレーティッドディスク

【タイヤ】
サイズ:225/45ZR17
種類:ブリヂストン ポテンザRE040
 

購入価格

(後付けのマフラー・フロントサイドマーカーは含まず)

車両本体   3,183,000円
(S仕様/メーカーOP:HIDヘッドランプ
 +リア濃色ガラス+フロント・シュアトラックLSD)
特別仕様    739,550円
税金・諸費用  502,395円 ※
合計     4,424,945円

本体値引   -120,777円
特別仕様値引 -216,168円
値引合計   -336,945円

差引合計   4,088,000円

下取     -900,000円

支払総額   3,188,000円


※ 税金・諸費用は支払額から逆算したもので、値引前の金額とは
  異なります

 

(画像をマウスでクリックすると少し大きなサイズのものが別ウインドウで開きます)


 (外装装着部品)
 ・STi フロントアンダースポイラー
 ・ドアミラーフィニッシャー
 ・エアロスプラッシュ(フロントのみ)
 ・HIDヘッドランプ
 ・北米仕様フロントサイドマーカー
 ・濃紺六連星エンブレム
 ・先代用の黒色プラスチック製ナンバープレートベース
 ・市販のスパイラルホーン

 (標準装備)
 ・
ブレンボブレーキシステム
 ・フロントストラットタワーバー

 (その他外装変更点)
 ・フロントグリル周囲の銀色塗装
 ・ヤック ウインカーポジションランプEP-3にて
  フロントウインカーのポジション化(スモールランプと
  ウインカーを兼用)

 (S仕様のため標準仕様から省かれている部品等)
 ・K'sマスターサウンドシステム
 ・6スピーカー
 ・アルミ製スポーツペダル
 ・メッキインナーリモートドアハンドル
 ・メタルシフトブーツリング
 ・ハザードランプ連動アンサーバック機能

 (上記標準仕様の部品からの装着部品)
 ・6スピーカー
 ・アルミ製スポーツペダル
 ・メタルシフトブーツリング

 (内装装着部品)
 ・サイドシルプレート
 ・後席カップホルダー
 ・富士通テン CD-ROMカーナビゲーション
 ・富士通テン CDチェンジャー
 

 (外装装着部品)
 ・ゼロスポーツ リアスポイラー
  (中央にはSTiアルミエンブレムを装着)
 ・リアアンダースポイラー
 ・輸出仕様「SUBARU」エンブレム
 ・青文字「IMPREZA」エンブレム
 ・LEDハイマウントストップランプ(リアウインドウ内側上部)

 (その他外装変更点)
 ・HIDヘッドランプとセットオプションのプライバシーガラス
  (リア・リアドア左右合計3面)を標準仕様に交換
 ・ホイールアーチ内側がボディ同色のため、シャシーブラックで
  黒色塗装
 ・フロントドア中央のSTiステッカーは納車時に剥がす

 (下回り変更点)
 ・フジツボ レガリスR typeエボリューション(旧型)
 ・フロントシュアトラックLSD
 ・
A&B型WRX NBの非倒立型ストラット・
  スプリング等
(61479km走行後に交換)


















 

 


 

フォトギャラリーが こちらこちら にあります


 前車の
GF8インプレッサワゴンWRXとともに。

 立派な車になったという印象はありますが、
 そのへんのスポーティカーと比べてもボンネットや
 車高、座面が低く、特別な車と意識させられた
GF8
 と比較して、ボンネットなどの高いこと高いこと。
 最低地上高はほぼ同じなのに、腰高に見え、
 ホイールアーチの隙間も目立ちます。

 ボンネットのエアアウトレットが無くなったのは
 寂しいですね。
 また、先代の後期からなのですが、スターターの
 音が、低く、情けない音になってしまいました。

 納車時はフォグランプカバーを取り外した状態に
 してもらいました。
 この部分が黒い方がかっこよさそうな気がしたの
 ですが、穴やステーが丸見えなので、結局
 この場でカバーを取り付けました。
 大きな丸目なのに、それより小さいフォグランプを
 取り付けても似合わないような気もしますし、
 少し奥に引っ込んだ感じになるのが好きになれず、
 結局純正フォグランプカバーのまま。
 
   

 はじめは、この純正オプションのフロントアンダー
 スポイラーを取り付けていました。
 しかし、走行中にトラックが落とした鉄製の円盤
 (大きな塗料缶のフタのようなもの)がナンバー
 プレート下に当たり、バンパーが傷ついたため、
 それを隠す目的もあって後にSTiのものを装着
 しました。
 この純正オプション品はデザインがあまり気に
 入っていなかったり、取り付けている車が増えて
 きた(と言っても、絶対数は少ないですが。)ことも
 あり、ちょうどよかったです。
 費用も、相手方の保険で全てカバーできました。

 なお、STiのスポイラーですが、下面への張出しが
 大きく、ちょっとした段差でガンガン当たります。
 挙げ句の果てにはがたつきが。(キズは下から覗き
 込まない限り見えないのでいいですが。)
 当たった時に少し持ち上がるらしく、バンパー自体
 にも、だんだんキズが増えてきました。スポイラーで
 覆われている部分なんて、塗装が完全に剥がれて
 ます。デザインは良いのですが、これでは・・・

 この時同時にエアロスプラッシュもフロントのみ取り
 付けました。(リアはアンダースポイラーと共着不可)
 
   

 納車の翌日、いきなり450kmも走りました。
 リアスポイラー・マフラーが純正品の頃です。

 トランク部分に標準装着のエンブレム等は納車時に
 取り外してもらい、後ほど後述のように自分で
 アレンジしました。

 慣らしのため、3000rpm以下で走るのは相当に
 つらかったです。低い回転数ではほとんど加速
 できません。
 ひさしぶりのMT車ということもあり、疲れ切りました。

 純正のマフラーは、ボクサーサウンドが消され
 気味で、窓を開ければうるさいが、ガラスが厚い
 のか、窓を閉めれば静かすぎてもの足りず、半月で
 レガリスを注文しました。

 トランクスペースは、予想以上に広いのですが、
 ヒンジ式であるため、入れ方には注意が必要です。
 閉めるときの音の安っぽさは、かんべんして欲しい。
 なお、セダンにしたのは、ワゴンのリアがあまりにも
 かっこわるいから、そして大きなリアスポイラーを
 取り付けたいから、です。
 トランクスルーが一切できないのは、不便なこと
 この上ないです。剛性確保? 鉄板がはまっている
 わけでもなし。コストが理由なんでしょ!
 (2002年11月のマイナーチェンジでセンター部のみ
 トランクスルーが可能に・・・)
 
   

 こだわりポイントのライトまわり。

 ハロゲンヘッドランプ仕様のデザインはかなり
 なさけないので、(セットオプションのプライバシー
 ガラスが許せないため)ガラス3面交換するハメに
 なってまでもHID仕様を選択。
 HIDは、色温度の影響でしょうか、夜に走ったときに
 「今日はなんでこんなに路面が砂だらけなの!?」
 と勘違いしました。路面に砂がのっているように
 見えるんです。

 ロービームの隣はウインカーですが、ポジションランプ
 としても機能するように
市販のパーツで加工しました。
 アメ車のようにオレンジ色のポジションランプが好き
 なのです。
 ウインカー点灯時にはポジションランプは消灯し、
 完全な点滅となります。(光量はポジションランプ
 より多い。)そしてウインカー非点灯側はポジション
 ランプ点灯のままとなります。(ランティスセダン
 などと同じです。ウインカーが車体中央に寄りに
 設置されている車種では、ポジション時に車幅灯の
 位置の規定上、車検不合格の可能性があります。)
 なお、ハイビーム部に付く純正のポジションランプ用
 バルブは取り外してあります。
 写真ではハイビーム部の反射板にオレンジ色の
 光が反射していますが、肉眼では気になりません。

 フロントフェンダーのリフレクター(反射板)は、USA
 仕様のパーツに交換、配線加工し、点灯するように
 しました。これも好みなのです。
 なお、実は日本仕様のパーツに穴を開ければUSA
 仕様と全く同じになります。(結構高かったのに・・・)
 点灯時には触ると熱いほど熱を持つので少々不安に
 させられますが、不具合は全く生じていません。
 
   

 前後フェンダーのボリュームは相当なもの。
 3ナンバーになったおかげで駐車場には少し困り
 ますが、実用上は全く意識させられることなく、
 狭い道もガンガン行けます。(ただし、STiのアンダー
 スポイラーには注意が必要。)

 テールランプは写真のように外側4灯(2灯に見え
 ますが、バルブは左右2つづつの合計4つです。)で、
 ブレーキランプが内側2灯の独立型となっています。
 欧州仕様と共通化が図られたのでしょう。
 なお、このテールランプは2002年11月のマイナー
 チェンジでデザインが大幅に変更されています。

 純正リアスポイラーにはハイマウントストップランプが
 組み込まれていたのですが、交換によりなくなった
 ため、何かのリアスポイラー用と思われるLED式の
 ユニットをオークションで仕入れ、リアウインドウ
 内側上部に取り付けました。
 普通車からの目線ではリアスポイラーで隠れて
 見えないのが難点です。(かといってリアトレイ
 上部への設置では、リアスポイラー下部で隠れて
 しまう・・・)

 サイドウインドウは、サッシュレスなのにBピラーが
 異様に太く、前後ガラスの間にモールがあります。
 そのため、車線変更時に右後方を確認するときに
 見落としが時々あり、ヒヤッとさせられます。
 
   

 「SUBARU」エンブレムは海外向け仕様。
 これは
GF8に装着していたものを取り外して再度
 使用しました。(買った時でも1万円もしたのに、
 さらに倍に値上がりしてたのです・・・)
 でも、取り外すのにかなり苦労したので、再利用は
 2度としません。(汗)
 本物の輸出仕様より、文字間隔が少し狭くなって
 しまいました。

 左下の「IMPREZA」も、標準はピンク色の文字なの
 ですが、他グレードの青文字ものを取り付けました。

 ステッカーをベタベタ貼るのは好きではなく、こういう
 さりげないエンブレムチューンが好きですね。
 
   

 不可はないが、そんなに気に入ってもいない内装。

 エアバックレス仕様がなくなったのは残念。momo製
 ステアリングということもあり、握った感じは悪くない
 のですが、4本スポークはちょっと似合わないです。
 横から見るとボス部分の厚みが驚くほどあります。
 
GF8インプレッサと比べると、回すのが異様に軽い
 です。(慣れればこれぐらいが普通ですが。)

 ドアロックのノブの向きは、先代と全く逆なのは納得
 いきません。(これは車両後方側に倒すとロック、
 先代は車両前方に倒すとロック。)最初のうちは
 とまどいました。
 なお、S仕様のエンジンキーは普通のリモコン内蔵
 タイプなのですが、普通のSTiと同じアルミ削り出し
 タイプを別注し、使用しています。
 この電波式リモコンですが、エンジンキーを差した
 ままではドアロックできず、エンジンを切らずに
 ちょっと車から離れてうろつく時でもスペアキーで
 ドアロックしなくてはなりません。不便です。
 (
GF8の赤外線式ではそれが出来たのに・・・)

 ドアのアームレストの位置が低く、役に立ちません。
 このアームレスト部にあるウインドウスイッチですが、
 知らないうちに手が当たっているのか、ふと気が
 つくと左後部のガラスがちょっとだけ開いている
 ことがあります。
 また、シートをマイポジションにすると、サイドブレーキ
 レバーが後ろ過ぎて左肘がシートに当たります。
 先代とほぼ同じデザインのこのシートですが、ヘッド
 レストがわずかに高くなっています。シートリフターが
 付いていますが、ダイヤルで微調整できる方が
 いいのにな・・・(座面のみ上下するほうが、腰の
 当たる位置を変えられるので、便利だと思います。)
 ドアポケットが小さく、愛用の地図が入らないのも
 不満の一つです。(結果、シフトレバーと運転席の
 間に挟んでいます。)

 トリップメーターが2つになり、さらに液晶ながらも
 オドメーターが同時表示されるのには満足。
 外気温温度計がメーターパネル内にありますが、
 かなり正確な温度を表示してくれます。車内温度も
 計測できると良いのにな・・・
 レブインジケーターは、自分を押さえる意味で
 3700rpm付近でランプとブザーが作動するように
 設定してあります。(高速道路でもちょうどいい…)

 ナビゲーションは「オーディオと同じ値段なら」という
 ことで、CD-ROMタイプのものを装着してみました。
 ダッシュボード上に液晶を置いたり、液晶が飛び出る
 1DINタイプは好みではないので、富士通テンの
 エクリプスを選択。純正オプションと見まごうばかり
 の一体感です。装着位置は低いですが、問題なし。
 道案内は必要ないですが、現在位置の確認と、
 VICSによる渋滞情報はもう手放せません。
 ダイバーシティアンテナは、センターコンソールの
 後部座席側に取り付け、たたんだ状態ですが、
 TVも受信できます。取り付け時にしか見たことない
 ですが。(笑)

 
で、S仕様には本来装備されていない、シフトブーツ
 リングと、アルミ製ペダルを装着しています。
 メッキドアハンドルは、趣味じゃないのでS仕様の
 黒い部品のままです。

 なお、ドリンクホルダーは
アスティナ時代からの継続
 使用です。新たに購入したこともありましたが、
 しっくりきませんでした。

 左写真ですが、左上がドアミラー、他はルームミラー
 付近を見たところです。(いずれも運転席から)
 このようにルームミラー上に補助ミラーを取り付けて
 いまして、ルームミラーでもドアミラーでも見えない
 軽1BOXの前のトラック(荷台しか写ってませんが)
 が補助ミラーで確認できます。もちろん、安全のため
 目視は必要です。
 GDBは
GF8よりヘッドレストが高いので、かなり
 見えにくいのですが、それでも役に立ちます。
 
   

 
GF8と比べて、だいぶ華やかになりました。
 赤いインテークマニホールドと、シルバーのインター
 クーラーが効いています。

 それにしてもギッシリ詰まっていて、整備性が悪い
 です。ウインカーなど、バルブを交換するにも
 フロントグリルと大きく重いヘッドライトユニットを
 取り外す必要があります。せっかくスペアを持って
 いても、ドライブ中には交換できません。(20分は
 かかります。)

 なお、この写真は納車直後のものであり、後に
 フロントグリルのフチを銀色に塗装してあります。
 (パソコンで写真を加工して検討した結果、実行
 しました。けっこう正解だったと思います。)
 
   

 


 

インプレッション

何はともあれ、ハードです。(^_^;
この車の前に乗っていた
ワゴンWRXはおろか、先代のSTiと比べても乗り心地は
相当悪いです。荒れた路面での突き上げ・揺すられがかなりあります。胃下垂に
なりそう。これだけショックが大きいと、運転に支障が出ちゃいます。(まあ、普段
乗るには問題ないですが。)
6速MTも、聞こえはカッコイイですが、ローギアード過ぎて4000rpmまで回さないと
シグナルスタートでリッターカーにせっつかれます。50km/hで6速が使えます。
その代わり、高速燃費が異様に悪いです。100km/h巡航のおとなしい走りで
なんと10km/Lを割りました。(100km/hで2800rpmぐらい、105km/hで3000rpmも
回るので、当然ですね。)一般道の方が燃費がいいです。その一般道でも、
GF8より0.4km/L、10・15モード燃費は良いのに、実際には1km/Lくらい悪いです。
だいたい10km/L、良くても11km/Lが精一杯。通勤では7〜8km/Lぐらいです。
燃料タンク60リットルでは少し心許ない・・・(燃費については
こちらを参照)
シフトの入りが悪いのですが、これは私の車に限ってみたいです。
ギヤの音が、なんだかミニカ(昔、営業車で乗っていた。)と同じに聞こえます。
バックギヤの音は、バックギヤとは思えない、実に普通の音なのが良いです。
しかし、カキッとしたシフトフィーリングは大変気持ちが良かったです。
「左の車両前端も運転席から見えて・・・」というデザインですが、STiの場合は
エアインテークが巨大すぎて、左のヘッドライト上部は見えません。(笑)
不評なデザインですが、乗ってしまえば、「まあ、いいか」と思います。何よりも、
人の注目を集めます。(気のせいじゃなくて、ほんとに注目されます。)
「特別な車に乗っている」という満足度は大! ええ、満足してますよ。
(欲を言えば、初代フェアレディZみたいにもうちょっとヘッドライトを細長くすれば
スーパーカーチックになってそれなりに良くなったのではないかと。ただ、エンジン
ルームがだいぶつぶれることになりますが。)
なんだかんだ言って、これまでの3台で一番よく乗り、気に入ってました。(^^)
 

A&B型WRX NB用 非倒立式ストラット&スプリングへの換装の効果

走行距離が6万kmを超え、もともと悪かった乗り心地にへたりが加わって
さらに悪くなっているような気がしたので、車検を期にNB用の足回りへの換装を
決意。
性能としてはダウンですが、
GF8の乗り心地に近づいたような気がします。
【良い点】
1.大きな段差でも以前のような激しい衝撃はなくなりました。
2.うねりのある路面では、1回はふわりときますが、すぐ収まるいい感じです。
3.マンホールや路面補修跡の出っ張りもぜんぜん気になりません。
4.ロールは多少大きくなりましたが、このほうがむしろ自然に感じます。
5.柔らかくはなっても、高速道路でも不安感はまったくありません。
【良くない点】
1.轍にハンドルを取られやすくなりました。(それほどひどくはありません。)
2.きついカーブにオーバースピード気味に入ったときは、
  タイヤがたわむような感じで外に流れます。(ストラットの剛性の差?)
3.慣れてくると乗り心地の悪さは以前と変わらない気が。(汗)
 

タイヤインプレ

【ブリヂストン ポテンザRE040】(ライン装着品)
純正装着タイヤですが、グリップ力以外は
×
乗り心地は悪いし(サスのせいもあるが)、轍にハンドルを取られるのなんのって。
ハンドル操作に気を遣わされて運転するのがつらいです。
(代車で、先代インプレッサSTiバージョン6にも乗ったことがありますが、これに
付いていたポテンザS-01もハンドルの取られがひどかった記憶があります。)
雨の路面も、あまり安心感がありませんでした。
10000km走行後は、さらに乗り心地が悪化したような。
29086km走行後、残り溝2mm弱ぐらいで交換。

【ブリヂストン ポテンザG3】
車の性格を考えるとRE-01が似合うんでしょうが、性能より乗り心地重視で選び
ました。グリッド2がモデルチェンジしたものだと受け取っています。
履き替えてすぐ感じたのが、センター付近がふにゃふにゃなことです。横剛性も
足りないようで、旋回時にはカーブの出口で、もういっぱつ切り足したくなります。
以上については、慣れてくるにしたがって、気にならなくなりました。
乗り心地は、当たりは柔らかくなったものの、突き上げ感は相変わらずでした。
しばらくすると慣れたのか、RE040と変わらないように思えました。
40000kmに近づく頃にはかなり乗り心地が悪かったです。
見た目は、肩の部分が丸いためか、タイヤが細く見えてかっこわるいです。
おまけにつぶれ具合が大きく、せっかくきれいに していても、肩の部分が汚れ
やすそうです。また、溝の面積が大きくて、頼りない印象を受けます。
燃費に変化はありませんが、4万km以上も持てば、経済的には悪くないでしょう。
43781km走行後、残り溝2mm弱ぐらいで交換。(総走行距離72867km)

特にめぼしいタイヤもないため、その次もG3を購入。
感想については1セット目と同様です。10000kmを超えて乗り心地が悪化?
乗り換えまでに22085km走行。まだまだ溝はありました。(総走行距離94952km)
 

燃費

平 均……… 9.473km/L
市街地……… 8.204km/L(市街地といっても街中ではありません)
郊 外………10.218km/L
最 高………11.832km/L(485.1km走行/41.00L給油)
最 低……… 6.910km/L(316.4km走行/45.79L給油)
無給油記録… 542.6km (51.50L給油/燃費10.536km/L)


満タン法ですが、何度も給油した結果なので、ある程度信頼できる数値です。
無給油記録といっても、記録に挑戦していたわけではなく、単なる記録です。
10・15モード燃費が10.4km/Lですから、けっして悪くはないものの、
GF8
比べると、少々不満です。
GF8よりも平均燃費が悪いのは、市街地走行の割合が増えているのが大きい
です。
 

キーワード

【CPCペイントシーラント】
ディーラーで扱っていた、アメリカのCPC社のテフロンコーティングです。
(取り扱い:
中央自動車工業株式会社
新車時の施工なら5年間保証というだけあって、すばらしい効果です。雨が降れば
ボディ上面の汚れが流れ落ち、水洗いだけでほとんどの汚れが落ちます。
(実際ほとんど水洗いしかしていません。) 汚れていたはずなのに、雨上がりに
きれいになっているので、「誰かが洗車してくれた?(そんなバカな。)」と本気で
考え込みました。
水洗いで取れない汚れは、付属のクリーナーで簡単に落ちます。こりゃ最高です。
これのおかげで、だいぶ横着できてます。(^^)v
前車ではポリマーコーティングを施しましたが、半年しかもちませんでした。
車検を期にきれいにしてもらったホイールにも施工してもらいましたが、
これも効果ありです。水洗いだけでブレーキダストがきれいに落ちます。

【ゼロスポーツ】
スバル車のパーツでは有名ではありますが、、、最悪!
購入時には大型リアスポイラーは他にいいのがなかったので2月半ばに
ディーラー経由で注文したんですが、「(2000年)12月リリース予定」とサイトに
書いてある(2001年3月に入っても書いてあった・・・)のに、「2月末に製造に
取りかかりました」「3月中旬になります」と。(結局届いたのは4月初旬でした。)
ようやく届いたと思ったら、気泡だらけのひどい塗装だったそうで、ディーラーが
ダメだと判断して即返品。(その時の回答が、「返品してもらって、こちらで確認
しても良いが、自社の基準内であれば、交換はしない」だったらしい。)
さらに待たされ、今度は自分の目で確認するが、やはり気泡だらけで、きれいに
下地処理されていないのか一部ざらつきもあり、ひび割れまで発見、再び返品。
6月半ばにようやく届き、3・4ヶ所ほど気泡はあるものの、目をつぶってようやく
交換。ところが、1ヶ月もしないうちに気泡が無数に増え、また返品することに。
今度はゼロスポーツ側は塗装作業を投げ、ディーラーの提携工場で塗装を行う
ことに・・・ そして代品到着まで再び待たされる。そして2ヶ月後の9月半ば、
ようやく届き、塗装作業、および仕上がり確認の上、下旬に交換。発注から実に
7ヶ月後のことです。やれやれと思ったら、3ヶ月後の12月半ばには、FRPの
仕上げ不良が原因と思われるひび割れが・・・ 「FRPなんてこんなもの」という
頼りないスバルのサービスの言葉により、もうあきらめることに。(その後、その
部分のひび割れの大きさには変化はありませんでしたが、4年近くたった頃、
別の部分にひび割れが出てきました。)
初めの頃、苦情メールを送ったときも、返信なかったし。ひどい対応。。。
なお、塗装のひどさは、私の場合だけじゃないそうです。
ディーラー経由で注文しておいてよかった・・・
→2011年3月、経営破綻しました。ザマミロ。

【藤壺技研工業】
レガリスRエボリューションは、好みの音質で大変気に入っています。音量も
これが限界点でしょう。(え?限界超えてます? これぐらいは聞こえないと〜。)
価格は高いですが、「やっぱりフジツボ」と思わせる安心感はあります。
溶接の仕上げを見ても、他社製品はひどいもんですしねぇ。
・・・と、ほめるのはここまで。
1年たたないうちに、テールパイプのフチにひび割れが見え始めたので、購入店
に相談したところ、フジツボからは「修理しますので送って下さい」とのことで
重い純正マフラーを抱えて店に再訪し、純正に戻すことに。聞いていたよりも
長く待たされまして、ようやく届いたものを見ると、テールパイプの根元を切断し、
新しいテールパイプを溶接してあります。継ぎ目がものすごく目立っています。
保証規定には「修理」と確かに書いてあるけれど、見た目が悪くなるようでは、
元通りに修理したとは言えないんじゃないの? 恨みを抱きつつも取り付けて
しまえば見えにくい部分なので、そのままとする。
それから6ヶ月たった頃、ふと見るとまたテールパイプのフチにひび割れが・・・
おそらく加工に問題があるのでしょう。ああ、こんなことならクレーム修理なんて
するんじゃなかった。
その次の車、
GDAでもレガリスRエボリューションを装着しましたが、これも
1年たたないうちにやはりテールパイプのフチにひび割れが見え始めています。
今回は、パックリいかない限り放置します。(笑)

【イエローハット】
どうなっとんのじゃ! このチェーン店は!
たくさんありすぎて忘れましたが、規模も大きく、品揃えも豊富そうなF店では、
ホーンの交換ではフロントグリルの取り付けツメを折られ(報告はなく、後日
ディーラーで発覚。)、価格に差がある2つの商品(ウインカーポジションシステム)
を「同等品です」と言われたので安い方を購入すると、機能に大きな差があり
(そもそも、保安基準に適合しない商品の取付をしていいのか!)、後日、もう1つ
購入して再び作業し(つまり工賃も倍)、ようやく同等の機能を持たせることが
できました。結局、高い買い物に・・・(その内容は
こちら
そしてピット作業がなかなか終わらないので店内から見てみると、どうも作業が
されていない・・・ 念のためレジで「呼ばれないんですけど、作業、終わってるん
じゃないですか?」と聞いてみると、どうも作業終了の連絡を忘れていたらしい。
レジ・ピットとも謝罪の言葉はまったくなし。おまけに、その作業の際に配線用の
ビニールテープをエンジンルーム内部に落としていたようで、同日にオイル交換
をした別の店で発見される。さらに、水がかからない場所に取り付けるよう
説明がある商品なのに、みごとに水のたまるところに取り付けてあり、雨が
降ったら動作不良となりました。(自分でやり直しました。) 配線のとりまわし方
を見ても、素人以下です。
ホーンの取付でも、ボディアース不良などということをやってくれました。ある日
突然鳴らなくなり、原因が分からずディーラーで見てもらったところ、ボルトに
共締めしてあるアースの金具が奥まで入っていなかったそうです。
全く別のI店では、ミッションオイルの交換を依頼、作業に手間取り時間が
かかったのはまあいいとして、店内からピットを見ているとピットマンがフロント
フェンダーに顔を近づけて見ている。作業終了後、車の受け取り時に見てみると、
フェンダーに細かいキズが付いています。作業の際にフェンダーをキズ付けない
ようにかけるカバーが汚れていたのが原因のようです。キズを指摘すると、
コンパウンドを持ってくるので、慌てて阻止する。(コーティングしてあるんだ
バカヤロー。) 何よりも、キズに気づいていながらも、黙ってそのまま終わらせ
ようとしていたことが許せません。

【SPI】
輸出仕様のパーツ販売店です。
通信販売でUSA仕様のフロントサイドマーカーを購入したのですが、梱包が
いいかげんでした。箱の中に新聞紙を詰めて輸送時の破損を防ごうという
意図はくみ取れるのですが、肝心の商品(左右合わせて2つ)を1つの新聞紙で
くるんだら、商品どうしが当たってキズが付くに決まってるだろ!(実際、小さい
ながらもキズが付いていました。)

【ヤック】
カー用品店でおなじみの会社です。
ウインカーポジションランプ EP-3」を購入しましたが、これはダメです。価格の
安さにダマされてはいけません。(
WAPの「ウインカーポジションユニット WPU2」に
しましょう。こちらは明るさ調節も可能で、価格も決して高くなく、わずか数百円の
差です。そしてなんと検電テスターまで付属してきますし、取付説明や注意事項等
が親切です。)
何がマズイのかというと、左右の回線が独立していないためウインカー作動時には
反対側のポジションランプが消灯します。これでは保安基準に適合しません。
二輪車ならこれでもO.K.ですが、二輪車用との記載がないどころか、パッケージの
写真が四輪車です。四輪車でも標準のスモールランプがオレンジ色の車ならば、
それを取り外さなければこの製品でもO.K.ですが、そういった説明は一切書いて
ありません。私は購入後にそれを知り、結局もう1つ購入して左右1つづつ取り
付けました。(工賃も2個分!)
もう1つ、ユニット本体の防水加工が全くされていないどころか放熱のための穴が
たくさん空いており、取り付け場所によっては濡れたりして誤作動を起こします。
WAPのものはほぼ密閉されており、大きさも小さいです。ただし、WAPのほうも、
(ヤックでは省略されている)ヒューズがむき出しなのがどうかと思いますし、
また、配線が短くてライト周辺にしか設置できず、車種によっては苦労するかも
しれません。WAPのものは次に乗り換えた
GDAに装着しました。
※ 現在、WAPの製品は別の会社から「
WPU3」として販売されています。

【ブレンボブレーキシステム】
確かにいいと言えばいいのですが、あんまり分かりません。(苦笑)
F型では「さすがブレンボ!」と思いましたが、A型のは万人向けにセッティング
されているのでしょうか?
その代わり、
GF8で悩まされた鳴きは、全くありませんでした。
見た目は確かに良いですが、ホイールとのクリアランスの少なさから、
ローテーションの度にキャリパーに傷が増えていきます。
ブレーキダストも、ものすごいです。遠出の時とか、ブレーキを踏む回数は本当に少ないのに、1日走ればうっすら汚れてしまいます。普通はフロントの方がかなり
汚れるのですが、これはほぼ前後均等に汚れます。
一番の問題は維持費です。6万km走行後に、フロントのバッドが寿命を迎え、
交換した際のやり取り。
 私:「バッドが片方2万円とか言ったら泣きますよ」
 ディーラー:「そこまで高いことはないと思いますが・・・」
請求金額は左右で45000円でした。(号泣)
車検整備の際に交換したので、純粋に部品の価格です。バッド交換のみなら
さらに工賃がかかってきます。
リアのバッドは約95000km走行の乗り換えまで交換しませんでしたが、寿命が
来ていました。

【リアワイパー】
フロントと違い、リアはブレードの端がゴムを覆うように曲がっています。
そのため適合する交換用ゴムはなかなかありません。
ではどうするのか? 実はなんと「軽自動車用375mm」が適合だったのです。
少しでも長すぎたり短すぎたりすると使用できませんので、375mmの製品でも
作業前に長さを測ってみたほうがいいです。
なお、フロントと違って交換は少々難しいです。フロントはゴムが通るツメを
端から順に通していけばよいのですが、リアは端から2番目のツメから通して、
最後にブレードを逆方向に反らせて、端のツメに押し込みます。

 


ASTINA  GF8  GDB  GDA  GRB

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