マツダ ファミリア アスティナ

MAZDA FAMILIA ASTINA 1500DOHC

マツダ・ファミリアの4ドアクーペ(5ドア)としてリトラクタブル
ヘッドランプなどを採用しスペシャリティ方向に振った車。
ファミリアセダン・ハッチバックの登場は1989年2月だが、
アスティナは同年4月。
購入車は1991年の初回マイナーチェンジ後のものである。
すでにモデル末期かと思われたが、1993年にマイナー
チェンジ後、結構長く販売された。

1992年 3月16日納車(納車時のオドメーターは4km)
1996年10月25日、67639kmで乗り換え(1684日目)

購入動機…バスの車窓から見かけ、上から見下ろした
       時のサイドビューが優雅な感じで良かった。
       リトラクタブルヘッドライトも、ファイヤーバード
       みたいで良いです。
       ボディーカラー(ブリリアントブラック)に
       ついては、お察しの通り「ナイトライダー」の
       影響です。(笑)

諸元

(以下はAT仕様のもの)

車名・型式:マツダ・E-BG5P

【ボディ】
全長×全幅×全高:4260mm×1675mm×1335mm
ホイールベース:2500mm
トレッド(前・後):1430mm・1435mm
最低地上高:150mm
最小回転半径:4.8m
車両重量:1040kg
乗車定員:5名

【エンジン】
形式・種類:B5・水冷直列4気筒DOHC
総排気量:1498cc
最高出力:115ps/6500rpm
最大トルク:13.5kg-m/5000rpm
10モード燃費:11.4km/L
60km/h定地燃費:22.0km/L

【シャシー】
駆動方式:FF
変速機形式・変速段数:AT・4段
サスペンション(前):ストラット式独立懸架
サスペンション(後):ストラット式独立懸架
ブレーキ(前):ベンチレーティッドディスク
ブレーキ(後):ドラム(リーディング&トレーリング)

【タイヤ】
サイズ:185/60R14 82H
種類:ブリヂストン レグノGR-03
 

購入価格

(見積書がおおざっぱで消費税額が分かりません)
(後付けの外装・内装部品のほぼ全ては含まず)

車両本体    1,490,000円
特別仕様     315,700円(エアコン含む)
税金・諸費用   224,298円
合計      2,029,998円

値引(消費税含)-179,998円

支払総額    1,850,000円

 

(画像をマウスでクリックすると少し大きなサイズのものが別ウインドウで開きます)


 (外装装着部品)
 ・フロントエアダムスカート
 ・フォグランプ
 ・マツダCIエンブレム
 ・マッドフラップ
 ・センティア/MS-9用ダブルホーン
 ・ナンバープレートベース

 (その他外装変更点)
 ・周囲のモールの黒色塗装(93年から標準で塗装)

 (内装装着部品)
 ・momo社製本革ステアリングホイール
 ・センターアームレスト
 ・シフトノブカバー
 ・アルパイン CDオートチェンジャー
 ・パナソニック フロントドアスピーカー&ツイーター
 

 (外装装着部品)
 ・兄弟車ユーノス100用スモークテールランプ
 ・センティア用「mazda」エンブレム
 ・「ASTINA」特注ステッカー
 ・前後サイドマーカー風リフレクター(市販品)












 

 


 


 まだ全くノーマルの頃。

 今見れば、細部に古さが見られますが、このまま
 現在の技術でリデザインしてもらえば・・・

 Cピラーは太いですが、そんなに視界には影響
 ありませんでした。

 結局最後までスチールホイール+ホイールキャップ
 という姿でした。この頃はお金がなかったんで。
 
   

 こちらもノーマルの頃のリア。

 LEDハイマウントストップランプはお気に入りでした。

 リアトレイの上にのった、大きなスピーカーも時代を
 感じさせるアイテムです。

 マフラーは純正のデュアルテールパイプですが、
 乾いた感じの音で、窓を開ければなかなか楽しめ
 ました。
 めったに回しませんでしたが、高回転時も
 スポーティな快音でした。
 
   

 そう、このころは若葉マーク。(見えにくいですが、
 右ヘッドライト上のボンネットに貼ってあります。)
 後ろは、ガラスの内側に吸盤で付けるタイプを
 使っていました。(貼るスペースもないですし。)
 
   

 エアダムスカートやフォグランプを取り付けた頃。
 (フォグランプは撮影のために点灯しています。)
 若葉マークも取れ、あちこちドライブに行き始めた
 頃でした。
 今通ってみると「よくこんな恐ろしい道、通ったなぁ」
 と我ながらあきれることがあります。怖さを知らない
 というのは恐ろしいものですね。

 スモークのかかったコンビネーションランプは好き
 でした。当時は自信がなかったのですが、今なら、
 迷わずウインカー(ポジションランプの内側)の
 ポジション化をしているでしょう。
 夜に見ればまさにファイヤーバード!?(笑)
 
   

 リアコンビネーションランプをユーノス100のものに
 交換しました。けっこう高い買い物でした。

 ステッカーは、アスティナ標準のものを新たに貼って
 います。(後に独自のものに貼り替え。)

 サイドシルプロテクターがないので寂しいドア下
 ですが、純正オプションは角張った棒みたいだった
 ので、今ひとつでした。
 
   

 リトラクタブルヘッドライト点灯時。

 鼻が短いからか、カッコ良いとは言えませんが、
 ライトが点灯してからせり上がるのは、ホレボレする
 ポイントでした。(といっても、運転していては見え
 ませんが。)
 ヘッドライトを上げると、コーナーポール代わりにも
 なります。ライトの消し忘れもまずありません。(笑)
 ちなみにパッシング時は、ライトが上がる時間分
 タイムラグがありました。
 ヘッドライトは、専用のボタンで非点灯時にもポップ
 アップさせることが可能です。
 洗車の時は、時々洗うのを忘れたりしました。
 
   

 大雪の中をノーマルタイヤで・・・

 快晴の中のドライブだったのに、峠を越えると一面
 銀世界でした。タイヤが暖かいからか、しばらくは
 平気で走れましたが、この後上り坂でどうにも
 ならなくなり、通りがかったパジェロに牽引して
 もらい、さらにその後の下り坂は、車でスキーをする
 ハメになりました。そんなわけでそれ以来、今でも
 雪の上は走りません。

 フロントエンブレムを、マツダの旧CIエンブレムに
 交換しています。後期の輸出仕様もこうなって
 います。
 
   

 最終的に落ち着いたリア。

 「ASTINA」の切り文字ステッカーは、専用の機械を
 持っている会社の営業の人に頼んで、作ってもらい
 ました。(しかもタダ。) 予備を1枚、今も所有。

 右には、センティア用「mazda」エンブレムを装着。

 なお、純正のランプ一式は、ネットで知り合った
 アスティナオーナーさんに差し上げました。
 
   

 上写真の「ASTINA」ステッカーのネタとなった、
 ユーノス100の「EUNOS」ステッカー。
 アスティナ純正よりも、高級感がありますよね。
 
   

 初代サバンナRX-7をモチーフにしたらしいインパネ。

 純正オプションのmomo社製本革ステアリングに
 交換してありますが、純正のウレタン製のものは
 今も持っています。

 シフトノブには、純正オプションの本革製カバーを
 かぶせてあります。

 シートは、いちおうバケットタイプなんですが、相当
 太った人でないと体がサポートされません。
 クッションのヘタりは早かったですね。

 ステアリングコラムに設置されているハザードランプ
 スイッチは、慣れればなんてことはありません。

 ドアのウインドウスイッチの下方にはツイーターを
 取り付けています。(同時にドアスピーカーも交換。)
 しかし、その音質は、インプレッサと比べると足元
 にも及びません。オーディオ本体の問題?

 ダッシュボードに飛び出しているのは温度計。
 ここに付けていたのは短期間でした。
 
   

 今見れば、結構スカスカなエンジンルーム。
 赤いハイテンションコードがなかなか良いです。

 なお、この写真はエンブレム交換前です。
 
   

 下取りに出した後、中古車情報誌をチェックして
 わざわざ見に行きました。(後輩からの発見報告も
 この直後にあった。)
 取り付けたパーツ類は全てそのままで、同じ広島
 なのになぜかナンバーが変更されていました。

 数ヶ月後、広島市内で信号待ち中に、目の前を
 横切っていくのを目撃! そのままの姿で乗って
 もらってました。この目撃が最後でした。
 
   

 


 

インプレッション

パワーのある車ではありませんが、その分おおらかな気持ちで運転でき、同じ
道を走っていても、この車に乗っていたときの方が楽しかったような気がします。
性能もこれで十分、走っていて不安になることもありませんでした。
人を乗せる機会が多かったのですが、リアシートは膝元スペースは十分だったと
思います。ただ、リアウインドウが頭上に近い感じはありましたが、普通のクーペ
のように、頭の上が空、ということはありません。
最初の愛車ということもあり、忘れられない存在ですね。
 

タイヤインプレ

【ブリヂストン レグノGR-03】(ライン装着品)
純正装着タイヤです。そこそこのスピードで走っていても、鳴くことはありません
でした。もうすっかり古いタイヤですが、最近まで各社の純正装着タイヤとして
多く使われていました。それだけバランスの良いタイヤだったのでしょう。
30704km走行後、残り溝2mm弱ぐらいで交換。

【ピレリ P6】
これを選んだ理由は、特にありません。あえて言えば、価格の安さと、ピレリと
いう名前でしょうか。レグノと比べてグリップ力の低さが明らかに感じ取られ
ましたが、燃費は非常に良かったです。レグノと比べて、2〜3km/Lは良かった
と思います。15km/Lを叩き出すこともよくありました。
乗り換えまでに36935km走行。残り溝は1.6mmぐらい。(総走行距離67639km)
 

燃費

平 均………11.779km/L
市街地……… 8.711km/L
郊 外………12.274km/L
最 高………16.262km/L(407.2km走行/25.04L給油)
最 低……… 6.919km/L( 85.1km走行/12.30L給油)
無給油記録… 557.2km (42.78L給油/燃費13.025km/L)


満タン法ですが、何度も給油した結果なので、ある程度信頼できる数値です。
無給油記録といっても、記録に挑戦していたわけではなく、単なる記録です。
郊外燃費がそれほど良くないのは、当時は200km程度の短距離ドライブの頻度が多かったためで、長距離では13〜14km/Lは当たり前でした。
市街地燃費が意外に悪いのも、当時の走り方の問題です。
 

キーワード

【アンフィニ広島】
初めての車ということもあり、いろいろありましたが、大変お世話になりました。
営業所全体がアットホームな感じで、営業担当者以外もよく気を遣ってくれて
いました。その頃いた人はもう誰もいないと思いますが、マツダ車を購入する
ことがあれば、ぜひともお世話になりたいといつも思っています。
でも、会社の車の担当営業所はイマイチです。(苦笑)

 


ASTINA  GF8  GDB  GDA  GRB

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